2010年09月03日
グリッシーニレシピ|イタリアの棒状サクサクパン|スナック

グリッシーニ(イタリアの棒状サクサクパン)

今回も、サクサクトーストミックスを使ったパンレシピです。
このミックス粉は、
ソフトフランス、フォカッチャ、ピザ生地など、甘くないパンを
焼くときにとっても重宝しますよ。
今日は、スティック状のスナックのような、
サクサクの食感にまで焼き上げるグリッシーニです。
イタリアンレストランや、パスタの店では、カットしたフォカッチャと
一緒にパンの盛り合わせにしたり、アンティパスト(前菜)の時に
皿やカゴに盛られたり、グラスに立てられたりしているのを見ます。
写真のように、生ハムを巻きつければ、ワインのお供として、
かなり楽しめる一品になります。
(カリカリの食感の為には食べるときに巻きつけましょう。)
と言いながら、お酒は一切飲めない(体が受け付けない)理研一号です。汗
今回これを作りながら、小さい頃の記憶をたどっていました。
わたくし事ですが、最近40歳を向かえアラフォーというより…
ど真ん中40になったわけで、私の小さい頃の記憶というと、
小学生に上がるかその前かの30年以上前の記憶という事で、
とても古い昔の話です。
あるイタリアンレストランの話です。(長くなるので読まなくても…)
で、当時父親が働いていた、新宿のオフィスビルの地下にあった
パスタ屋さんに行くと、薄暗い間接照明の中に、布製クロスがか
かったテーブルの席に着きました。
カウンターキッチンの中で、イタリア人らしきおじさんが私と妹に
にっこり手を振りながら、チャオ!といつも声をかけてくれます。
注文するのは、家族4人で大皿の(私が子どもだから大きく見えた?)
パスタを3種類頼んで、小皿に取り分けてもらって食ベていました。
子どもだった私と妹にとって、スパゲティーといえば「ミートソース」
あの赤いトマト味の肉のソースがかかったもののイメージだったのに、
親はいつもアサリの白いパスタと、具がほとんど無いにんにく風味
と、肉味ではないトマトソースのパスタを頼んでいたように思います。
子ども2人のブーイングを受けながらも、その3種類のパスタが、
テーブルに運ばれると、そのおいしさに夢中になっていました。
特にボンゴレビアンコ…今でこそ料理名が判明していますが、その
アサリの旨みがたっぷりの白いパスタは、また食べたいなあ…
と今でも思うのです。
たぶん、当時アルデンテに茹でられ、本格的なパスタソースをからめた
パスタは、普通の洋食屋でも食べられなかったので、子どもながらに
衝撃的だったのでしょうね。
今では、街の中にたくさんのおいしいイタリアンの店があり、もちろん
本格的なイタリアの味もあれば、手軽に利用できるチェーン店もたくさん
あるし、ご家庭でもおいしいパスタを作れる時代ですから、今その店に
行ったとしても、普通なのかも知れません。(今は無いようです…)
その店には確かにいつもテーブルサイドに、たっぷり入った粉チーズの器
と、岩塩をミルするのと、ブラックペッパーをミルするのと一緒に、
このグリッシーニがグラスに、ぎっしりさして立てられていました。
その店のグリッシーニは、チーズを焼き固めた棒状のものに見えるくらい、
味が濃そうです。
どうしても食べてみたかったのですが、こんなに栄養がありそうなの食べ
たら鼻血が出るよ!と、親におどされ、食べられないまま大人になって
しまったことをとても後悔しています。(TдT)
それが、今回のグリッシーニです。♪~(o´△`o)
レシピはプレーンになっていますから、もち手部分を残しチョコをつけると、
市販のお菓子のそっくりなものになって、おやつにも使えます。
食べたら、あーあれね♪とわかります ( ̄▽ ̄)ノ
それに、粉チーズを生地にねりこんだり、周りに、付けて焼くと、
カリカリチーズのおつまみになってこれまたワインにピッタリ!
作り方はグリッシーニの画像をクリックするか、
続きを読む↓↓↓
材料 (24本分)
・サクサクトーストミックス 250g
・ドライイースト 小さじ1(3g)
・30℃のぬるま湯 100cc
・塩 ひとつまみ
・水 大さじ2
・エクストラバージンオリーブオイル 大さじ1
下準備
・ ホームベーカリーのパンケースに、サクサクトーストミックス とインスタントドライイーストを入れてセットする。
作り方
1. ホームベーカリーの生地作りコース(あればピザ生地作りコース)を選び、30℃のぬるま湯をパンケースに加えスタートする。
2. スタートして直ぐに、小さめの器に、大さじ2の水とひとつまみの塩を混ぜ、エクストラバージンオリーブオイルをさらに加えよく攪拌する。
3. 1.のホームベーカリーの生地に2.の液を全部加え、そのまま一次発酵までホームベーカリーに任せる。
4. 発酵が済んだ生地を、軽く打ち粉をしたまな板の上に取り出し、パンチングしてガス抜きしたら生地をスパッと2分割に切る
5. 切った1個はラップに包んで置いておく。
6. オーブンを170℃に予熱する。
7. オーブンの天板に、オーブンペーパーを引く。
8. 生地の半分を15㎝位の長さの四角形にめん棒で伸ばし広げ、12本くらいにカットする。
9. 天板のサイズの長さになるように、まな板の上で伸ばしては切断面を転がして長い棒状に形成する。
10. 天板に間隔を開けて生地を並べ、予熱が済んだオーブンで20分~25分間焼きます。
取り出して1本折ってみて、スナックのように中までカラカラに乾いた状態になれば焼き上がり。
中芯が柔らかいパンの様子なら、もう少し追加加熱をするか予熱でオーブンに放置してみる。
11. 残りの半分の生地も同じ作業をして出来上がり。
粗熱が取れたら、湿気を防ぐ密閉容器や、ビニールなどで保管してください。
とても折れやすいので、やさしく取り扱いましょう。
今回の生地はプレーンですが、焼く前に生地表面に刷毛で水を塗り、粉チーズを付けて焼いてもおいしいです。
生地に、胡麻やナッツなどを加える場合は、ある程度生地がまとまって加えるので、ホームベーカリーの具入れのタイミングを利用してください。
◎グリッシーニは、食卓で生ハムを巻きつけて食べると、ワインにピッタリのおつまみにもなります。ぜひお試しください。
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