2009年03月26日
和風ステーキレシピ|春野菜|輸入牛肉を柔らかくする方法
和風ステーキ~たっぷりの春野菜を添えて~レシピ
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春野菜はお好みでたっぷり添えてお召し上がり下さいね。
さて、今回使用している牛肉の話です…
輸入牛肉を柔らかくする方法!かも?!
昔、飲食店でバイトしていた頃を思い出したので…
輸入牛肉のステーキ肉(サシとかはいってません)を仕入れ、
大きなタッパーにたっぷりのサラダ油とローリエ2~3枚を加え
その中に、どっぷりと牛肉を漬け込んでいました。
そのまま冷蔵庫で、一週間くらいは置いていたかも知れません。
牛肉は元々鮮度が落ちにくいので、大丈夫なんでしょうけど、
そのサラダ油につけておいたものは、見た目にも色などの
変化も無く、オーダーが入ってから、油の中から取り出し、
鉄のフライパンを揺らしながら表面を焼きしめ、肉汁を閉じ込めて
塩コショウ、ステーキソースで仕上げる普通のステーキでした。
で、アタシ、お客としてオーダーして食べてみたんです。
ん…
輸入牛肉よね…
覚悟出来てるし…
ん…
おやっ?
やわらかくてジューシー♪ヽ(*´▽`*)/
安いし、大満足♪
でも…
何で??
なんて、考えたけど調べたりしなかったし、
店の人も、特に教えてくれなかった。
肉が柔らかくなる有名な話で
赤ワインに漬け込む…
赤ワインに含まれる「酸」の働きで、肉が柔らかくなる。
・肉汁の流れ出しを防ぐ。
・硬さのコラーゲン(スジ)をゼラチンに。
ジューシーで柔らかい肉になるという話です。
ミツカンさんのCMで紹介されている
「鶏肉のサッパリ煮」
赤ワインと同じ様に、お酢に含まれている「酢酸」の働きを
利用して肉を柔らかく調理しています。
パイナップルと一緒に調理する…
これは、たんぱく質分解酵素の働きによるもので、
肉の繊維質そのものを分解して柔らかくしています。
じゃあ、サラダ油はどうだろう?
サラダ油にはたんぱく質分解酵素は無いので、
酸の働きか??
そうか!!ヽ(*`□´*)/
油とは、グリセリンに脂肪酸が3個くっついたもので、
遊離した単体の「脂肪酸」も含まれている。
おそらくその、「脂肪酸」が肉の肉汁の流れ出しを防ぎ、
硬さのスジを柔らかくしているのでしょう。
そして、肉の水分を逃さず乾燥を防ぎ、空気から守って
鮮度を保つのにも一役かっていたんでしょうね。
そういえば、そのでっかいタッパーの油は、
底の方にカスや水分が溜まっていなかったので
仕入れてそのままの肉を漬け込んでいたのでしょう。
油の劣化を促進させるカスや水分などの要素がない。
↑↑ここかなり重要なポイント!!
また繰り返し仕入れた牛肉を漬け込んでいたと思います。
油が高かった去年はこんな事考えなかったけど、
自分もやってみようかなあ?なんて思いました。ψ(*`ω´)ψ
材料 (4人分)
・牛もも肉(ステーキ用) 70g
・塩こしょう 少々
・ へるしーダブル 大さじ1弱
〈ソース〉
たまねぎ 中1/2個
・濃口しょうゆ 大さじ2
・酒 大さじ2
・レモン果汁 大さじ1
・砂糖 小さじ2
〈付け合せ〉
・アスパラガス 8本
・にんじん 1本
・なす 1本半
・グリンピース 大さじ2
・塩 適量
下準備
・ 肉は焼く20~30分前に常温に戻しておく。
・ ソースのたまねぎをすりおろす。
・ ソースのたまねぎ以外の調味料をあわせておく。
・ アスパラガスは、根元の堅い部分をむいて、塩茹でする。
・ なすは縦を半分にし、長さを3~4等分にして、水にさらし、へるしーダブルでソテーする。
・ にんじんは、縦も横も4等分にする。
・ グリーンピースは塩茹でする。
作り方
1. 肉は塩こしょうをし、フライパンに へるしーダブル を熱して、強めの中火で焼く。
2. 1分ほど焼き、肉の厚みの2/3程度、色が変わったら、返して反面も焼く。このとき、フライパンを少しゆすりながら焼くとよい。
3. 肉が焼けたら別皿に取り出す。同じフライパンに、すりおろしたたまねぎを入れ、炒める。
4. 軽く水分がとんだら、ソースの調味料を入れ、ひと煮立ちしたら、火を止める。
5. お皿に付け合せ、肉をもりつけ、ソースをかけてできあがり
*バランス献立例*
・ごはん
・和風ステーキ ~たっぷりの春野菜を添えて~
・マカロニのトマトスープ
・五目煮豆
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