2010年08月09日
サーターアンダギーレシピ|沖縄|お祝い|揚げドーナツ
サーターアンダギーレシピ
素朴で懐かしい味の揚げドーナツは、各国、各地域の文化として残っていて、いつの時代にも愛されていますね。
今回は、沖縄の揚げドーナツ「サーターアンダギー」です。
友人のおばあちゃんが、沖縄出身という事で、その家でお母様に引き継がれ、娘にも引き継がれた味を教えてもらいました。
おもしろいカタカナ表記の名前ですよね。
調べてみると方言のままの呼び方で、
サーターアンダギー…
さーたー・あんだ・あぎー
砂糖 ・ 油 ・ 揚げる
を続けて言うと・・・
sa-ta-andaagi-
確かに読めます。
見た目と作り方は、開口笑(かいこうしょう)という中国のお菓子にも似ています。
丸顔が大きな口を開けて笑っている様子が中華菓子の名前にはなっていますが、沖縄では、花のように花開く様に見えるということで結婚に、女性を表すものとして、お祝いのお菓子として今でも贈られています。
開口笑は、中に入れる油は、ラードです。
サーターアンダギーも昔はそうだったかも知れませんが、今は、普通のサラダ油などを入れて生地を作ります。
今回の生地サイズは、直径2cmくらいにして、ゆっくり揚げるように、レシピを書きましたが、本来は、出来上がりサイズが15cmくらいになる巨大なものが沖縄では伝統のサイズでした。
お家のフライヤーでは、いつまでたっても、中まで揚げるのはとても難しいので、ご家庭向けおやつサイズに仕上げています。
ホットケーキミックスの膨張作用だけで、十分膨らんでくれますので、ベーキングパウダーはご用意しなくて大丈夫!
揚げ温度は、低めの温度で、静かに泡立つくらいを維持して、ゆっくり揚げましょう。
中央が生になっていたらだいなしなので、そろそろいいかな?と思ったら、
1個取り出して、割って確認してみてください。
材料 (約24個分)
[生地の材料]
・薄力粉 210g
・ホットケーキミックス 90g
・卵(L) 2個
・三温糖(さとう) 120g
・キャノーラ油 小さじ2
・揚げ油 適宜
下準備
・ 薄力粉 とホットケーキミッス を合わせてまとめてふるっておく。
・生地を寝かせた後、揚げ油を用意する。
作り方
1. ボウルに卵を割りほぐし、三温糖を加え、菜ばし3本で良く混ぜる。
2. 1.にキャノーラ油 を加えてさらに良く混ぜる。
3. 2.のボウルに、振るっておいた薄力粉 とホットケーキミッス を加え菜ばし3本で良く混ぜる。
4. 生地が均一に混ざったら、ラップをかけて冷蔵庫で30分から1時間寝かせる。
5. 下準備した揚げ油を140℃に温めます。
6. 清潔な手のひらに、分量外のサラダ油などを付け、4.の生地を直径2cmくらいの球体に丸め、揚げ油に投入していく。
(この時、直径が1.5倍くらいには大きくなる事を考え、たくさん投入しすぎないように)
7. 揚げ油は130℃~150℃くらいの低温で、転がしながら揚げると浮いてきて、割れ目ができるので、その部分にもこんがりと色付くまでしっかり揚げる。
8. 見た目がこんがり揚がったら、1個取り出してバットの上で割ってみて、生地に生の部分が残っていなければ、バットに全部引き上げる。
9. 残りの生地も同じ様に揚げてできあがり。熱いのでやけどに注意してお召し上がり下さい。
吸油率は10%でカロリー計算。
2個で、コンビニおにぎり1個分くらいのカロリーです。
菜ばし3本か木ベらを使って混ぜるとよい。
※菜ばし2本では折れるほど、生地は固めですが、丸めるのには丁度良い固さです。
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